知っておきたい!おりものの種類と変化、異常の見分け方
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皆さんこんにちは!
鹿児島県鹿児島市上荒田町で無痛分娩も行っている産婦人科の平野エンゼルクリニックです!
「おりものが増えた気がする…」「なんか色がいつもと違う?」って気になったこと、ありませんか?😳
でも、デリケートなことだからこそ、なかなか人に聞けないし、これって普通なのかな?って不安になっちゃいますよね💦
今日は、意外と知らない「おりもの」について、わかりやすく解説していきます!正しい知識とケア方法を知って、安心して過ごしましょう!
そもそも「おりもの」って何?
おりものとは、女性の体の中から出てくる、ちょっとネバっとした液体のことです。 これ自体は自然なことで、おりものがあるのは女性ホルモンがちゃんと働いているサインでもあるんです✨
おりものの中には、子宮の中などから出る分泌液や、古くなった細胞が含まれています。 他にも、体を守る免疫細胞や、腟の中を健康な状態に保ってくれる「乳酸桿菌(ラクトバチルス)」っていう善玉菌もいて、悪い菌が増えるのを防いでくれています🛡️

おりものの変化、気になったらチェック!
2-1.おりものの変化から分かる体のこと
おりものは基本的に自然なものだから、心配しすぎなくて大丈夫🙆♀️ でも、体の不調を見逃さないためのサインでもあるので、少しだけ気にかけてみてください。 健康なときのおりものは、少し酸っぱいにおいで、透明に近い白っぽい色。排卵の時期に量が増えて、生理前には減っていくのが一般的です。
もし、色や量が変わったり、いつもと違う状態が続いたりしたら、性感染症(STI)の可能性も考えられるから、そんなときは早めに相談するのがおすすめです!
2-2. こんな「いつもと違う」に気づいたら注意!⚠️
- おりものが何日もダラダラ続いて、量も多い
- いつもと違う色(黄色、緑、灰色など)のおりものが出る
- デリケートゾーンがかゆい、熱っぽい、痛い
- においがいつもと違う(魚臭いなど)
- 生理でもないのに血が混じることがある
こんな変化があったら、一度相談してみてください!

おりもののセルフケア、どうすればいい?
① やさしく洗う
デリケートゾーンはとっても敏感。ゴシゴシ洗わず、刺激の少ない石けんか、ぬるま湯でやさしく洗ってあげましょう。 洗いすぎは、逆に腟の中の良い菌を減らしちゃうこともあるので気をつけてくださいね。
② ムレにくい下着を選ぶ
通気性の良い綿(コットン)素材の下着がおすすめ✨ ムレを防いで、感染のリスクを減らせます!
③ おりものシートやナプキンはこまめに交換
つけっぱなしはムレや菌の原因に😥 長時間使わずに、こまめに取り替えるのが清潔を保つコツです。
④ 食生活を整える
腸の調子は、実は腟の健康にもつながっています!ヨーグルトなどの発酵食品を食事に取り入れて、善玉菌を応援しましょう!
⑤ ストレスをためない
ストレスはホルモンバランスの乱れにつながることも💭 軽い運動をしたり、リラックスする時間を作ったりして、心と体のバランスを大切にしてください。
⑥ 「おかしいな?」と思ったら病院へ
おりものの色・におい・量がおかしかったり、かゆみや痛みがあったりしたら、我慢しないで早めに婦人科で相談しましょう!
デリケートゾーン専用のソープもあります!
デリケートゾーンはとっても敏感な場所。ゴシゴシ洗いはNGで、ぬるま湯でやさしく洗うのが基本です💧 もしソープを使いたいなら、デリケートゾーン専用のソープがおすすめです!✨ 腟内の環境に合わせて弱酸性に作られているものが多くて、必要なうるおいを保ちながら気になるニオイや汚れを落とせます🌿 洗いすぎには注意しつつ、ぜひ試してみてくださいね。

まとめ
おりものは、女性の健康状態を教えてくれる大切な体からのメッセージです。 もし変化に気づいたら、まずは自分の生活習慣を見直して、セルフケアを試してみてください。それでも症状が良くならなかったり心配なことがあったりしたら、ひとりで悩まずに、気軽に婦人科を受診してください!