インフルエンザワクチン、他のワクチンとの接種間隔はどうする？

皆さんこんにちは！
鹿児島県鹿児島市上荒田町で無痛分娩も行っている産婦人科の平野エンゼルクリニックです！

冬季流行するインフルエンザ。

「ワクチン接種したいけれど、他のワクチンとはどのくらい間隔をあけたらいいの？」と、悩まれる方も多いのではないでしょうか。💭

ワクチンの予防接種は自身の健康を守るため、また、家族の健康を守るためにもとても大切なことです。

妊婦さんはインフルエンザによる重症化リスクもあります。
この機会にしっかりとワクチンの接種間隔について把握しておきましょう♪

他のワクチンとの接種間隔💉

インフルエンザワクチンと他のワクチンとの接種間隔については以下の通りです👩‍⚕️

インフルエンザワクチンと新型コロナワクチン
⭕️間隔を開ける必要はありません。（同時接種も可能です）

インフルエンザワクチンと風疹麻疹混合MRワクチン
⭕️間隔を開ける必要はありません。

インフルエンザワクチンと子宮頸がんワクチン
⭕️間隔を開ける必要はありません。

⚠️ただし、他のワクチン同士は接種間隔に注意が必要です。

新型コロナワクチンと子宮頸がんワクチン、新型コロナワクチンと風疹麻疹混合MRワクチンの接種間隔は、お互いに２週間以上の間隔を開ける必要があります。

妊娠とワクチンについて🤰

インフルエンザワクチンは妊娠前、妊娠中も接種可能です！

新型コロナワクチンは必要に応じて妊娠前や妊娠中にも接種可能となります。

注意が必要なのは、「風疹麻疹混合MRワクチン」。
妊娠を希望される方は、風しん抗体チェックをして、十分な抗体が無い方は接種することが推奨されるほど胎児の発育に関わるものです。
ただし、風疹麻疹混合MRワクチンは妊娠中は接種できません。また、風疹麻疹混合MRワクチン接種後２ヶ月は避妊が必要となります。