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月経前につらい気分の落ち込み…それ、PMDDかもしれません

こんにちは😊

鹿児島県鹿児島市上荒田町で無痛分娩も行っている産婦人科の平野エンゼルクリニックです!

「生理前になるとイライラが止まらない…😣」
「気分がひどく落ち込んで、何もやる気が出ない…」
「家族やパートナーに強く当たってしまい、後から自己嫌悪…💦」

このような症状に悩んでいる方は、PMDD(月経前不快気分障害)**かもしれません。

「生理前だから仕方ない」と我慢している方も多いですが、PMDDは適切な診断と治療によって症状の改善が期待できる病気です✨

今回はPMDDについて、原因や症状、治療法をわかりやすくご紹介します。

PMDDとは?

PMDD(Premenstrual Dysphoric Disorder:月経前不快気分障害)は、PMS(月経前症候群)の中でも、特に精神症状が強く現れ、日常生活に大きな支障をきたす状態です。

精神医学では独立した診断名として位置づけられており、生理のある方なら誰でも起こる可能性があります。

PMDDには次のような特徴があります。

✅ 生理(月経)が始まる数日~1週間ほど前に症状が強くなる
✅ 生理が始まると数日以内に症状が軽くなる
✅ 生理後は症状がほとんどなくなる

毎月同じタイミングで症状を繰り返すことが大きな特徴です。

PMSとの違いは?🌼

PMS(月経前症候群)は、生理前に起こるさまざまな心と体の不調の総称です。

代表的な症状には、

  • 頭痛
  • 下腹部痛
  • むくみ
  • 胸の張り
  • 眠気
  • イライラ

などがあります。

一方、PMDDではこれらに加えて、精神症状が特に強く現れることが特徴です。

例えば…

 強い憂うつ感

激しいイライラや怒り

強い不安感

涙が止まらない

人と会いたくなくなる

集中力の低下

不眠や眠りすぎるなどの睡眠の変化

仕事や学校、家庭生活、人間関係にまで影響することも少なくありません。

PMDDの原因は?🧬

PMDDの原因は、まだ完全には解明されていません。

現在では、

  • 女性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)の変動
  • ホルモンの変化に対する脳の反応
  • 気分を安定させる神経伝達物質「セロトニン」の働き

などが関係していると考えられています。

つまり、ホルモンの量が異常なのではなく、月経周期に伴うホルモンの変化に脳や体が敏感に反応してしまうことが原因の一つとされています。

PMDDの症状が強くなるきっかけは?🌿

PMDDは、生理のある方なら誰でも起こる可能性があります。

また、

  • ストレスが多い
  • 睡眠不足が続いている
  • 生活リズムが乱れている

といった状況では、生理前の症状が強く感じられることがあります。

さらに、うつ病や不安症などの既往がある場合には、月経前に症状が悪化する「月経前増悪」と区別することも大切です。

PMDDはどうやって診断するの?📝

PMDDには、血液検査などで確定できる検査はありません。

診断では、

✅ 生理前に症状が繰り返し現れるか

✅ 生理が始まると改善するか

✅ 日常生活に支障があるか

などを確認します。

また、少なくとも2回程度の月経周期にわたって、毎日の症状を記録することが診断の助けになります📅

そのほか、うつ病や不安症、甲状腺の病気など、似た症状を起こす病気ではないかを確認することも大切です。

PMDDの治療法💊

症状や生活への影響に合わせて治療を行います。

🌸 生活習慣の見直し

月経前の不調が比較的軽い場合には、

  • 十分な睡眠
  • バランスの良い食事
  • 適度な運動
  • ストレスをため込まない工夫

などによって症状が和らぐことがあります。

ただし、日常生活に支障が出るほど症状が強い場合は、セルフケアだけで我慢せず、医療機関へ相談しましょう。

💊 薬による治療

症状が強い場合には、

  • 低用量経口避妊薬(OC)・低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP)
  • SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)などの抗うつ薬
  • 漢方薬

などが治療の選択肢になります。

薬の種類や効果、副作用、使用できる条件は一人ひとり異なります。

医師と相談しながら、ご自身に合った治療法を選びましょう。

妊娠を希望している場合は?🤱

妊娠を希望している場合は、治療法の選択が変わることがあります。

例えば、排卵を抑えるOC・LEPは、妊娠を希望している時期には通常選択されません。

また、その他の薬についても、妊娠の可能性や妊活の状況を考慮しながら使用を検討します。

自己判断で市販薬を飲み続けたり、症状を我慢したりせず、妊娠を希望していることを医師に伝えたうえで相談しましょう😊

「気のせい」ではありません🍀

PMDDは、「性格の問題」や「気持ちの持ちよう」ではありません。

毎月繰り返されるつらい症状には、医学的な原因があります。

「生理前だけ異常につらい」

「毎月同じ時期に気分が落ち込む」

「仕事や家庭生活に影響が出ている」

そんな方は、一人で悩まず婦人科へ相談してください🌸

また、「消えてしまいたい」「自分を傷つけたい」と感じるほど症状が強い場合は、次の生理を待たず、できるだけ早く医療機関へ相談してください。

まとめ✨

PMDDは、生理前に強い精神症状が現れる月経前不快気分障害です。

✔ 生理前だけ強いイライラや落ち込みがある

✔ 日常生活に支障が出るほどつらい

✔ 生理が始まると症状が軽くなり、生理後はほとんど症状がなくなる

このような特徴がある場合は、PMDDの可能性があります。

「毎月のことだから」と我慢せず、気になる症状がある方は早めに婦人科へ相談しましょう😊

適切な診断と治療によって、毎月をより快適に過ごせるようになる可能性があります。

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