妊娠中のむくみはなぜ起こる?原因と対策、注意したい症状を解説🤰
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こんにちは!
鹿児島県鹿児島市上荒田町で無痛分娩も行っている産婦人科の平野エンゼルクリニックです🏥
妊娠中、「夕方になると足がパンパンになる」「靴下の跡がなかなか消えない」「指輪がきつくなった」など、むくみが気になることはありませんか?🤔
妊娠中は、体の変化によってむくみが起こりやすくなります。特に、お腹が大きくなる妊娠後期には、足のむくみを感じる方も少なくありません。
一方で、急にむくみが強くなった場合や、ほかの症状を伴う場合には注意が必要です。
今回は、妊娠中にむくみが起こる原因や日常生活でできる対策、医療機関への相談が必要な症状について解説します🌿
妊娠中にむくみが起こる原因とは?🤰

むくみとは、皮膚の下などに余分な水分がたまった状態のことです。
妊娠中は、主に次のような理由から、むくみが起こりやすくなります。
① 体内の血液量が増える
妊娠すると、お腹の赤ちゃんに酸素や栄養を届けるために、体内を循環する血液の量が増加します。
こうした体の変化に伴い、血管から周囲の組織へ水分が移動しやすくなることなどが、むくみにつながります。
② 大きくなった子宮が血管を圧迫する
妊娠週数が進むと、子宮が大きくなり、骨盤内の血管などを圧迫することがあります。
すると、足から心臓へ戻る血液の流れが滞りやすくなり、特に足や足首にむくみが出やすくなります。
③ 長時間、同じ姿勢で過ごしている
長時間の立ち仕事やデスクワークなどで同じ姿勢が続くと、足に水分がたまりやすくなります。
妊娠中は体の変化も重なるため、普段より足の重だるさやむくみを感じることがあるのです。
このように、妊娠中のむくみにはさまざまな要因が関係しています。むくみがあるからといって、必ずしも病気が原因とは限りません。
ただし、普段と違う変化がないか、日頃から気にかけておくことが大切です。
妊娠中のむくみを和らげる5つの対策🌿

むくみが気になるときは、毎日の過ごし方を少し工夫してみましょう。
① 足を少し高くして休む 🛋️
足のむくみが気になるときは、横になって休み、クッションなどを使って足を少し高くしてみましょう。
足にたまった水分が戻りやすくなり、むくみや重だるさの軽減につながることがあります。
無理のない姿勢で、リラックスできる時間をつくってみてくださいね。
② 同じ姿勢を長時間続けない 🚶♀️
デスクワークや立ち仕事などで同じ姿勢が続く場合は、適度に休憩をとりましょう。
体調や妊娠経過に問題がなければ、座ったまま足首をゆっくり動かしたり、無理のない範囲で歩いたりするのもよいでしょう。
ただし、切迫早産などで運動を制限されている場合は、担当医の指示を優先してください。
③ 塩分のとりすぎに気をつける 🍚
塩分をとりすぎると、体内に水分がたまりやすくなることがあります。
加工食品やインスタント食品、塩分の多い調味料などをとりすぎていないか、食生活を見直してみましょう。
ただし、むくみを改善しようとして、極端に塩分を制限する必要はありません。
妊娠中に必要な栄養を確保しながら、バランスのよい食事を心がけましょう。
④ 水分を適切にとる 💧
むくみが気になると、水分を控えたほうがよいのでは?と思う方もいるかもしれません。
しかし、自己判断で水分摂取を極端に減らすことはおすすめできません。
妊娠中は脱水にも注意が必要です。喉の渇きに応じて水分をとり、医師から水分制限などの指示がある場合は、その指示に従いましょう。
⑤ 無理をせず、こまめに休む 😌
妊娠中は、体の変化によって疲れやすくなることもあります。
家事や仕事を頑張りすぎず、疲れを感じたら休憩をとるようにしましょう。
足のむくみや重だるさが気になる日は、予定を詰め込みすぎず、ゆっくり過ごすことも大切です。
これらの工夫でむくみが軽くなることもありますが、すべてのむくみを解消できるわけではありません。症状が強い場合や、急に変化した場合は、別の原因がないか確認する必要があります。
妊娠中のむくみで注意したい症状とは?⚠️

妊娠中のむくみは珍しくありませんが、なかには医療機関での確認が必要なケースもあります。
特に、次のような症状には注意しましょう。
急に顔や手、足のむくみが強くなった
これまで気にならなかったのに、急に顔や手、足などのむくみが強くなった場合は注意が必要です。
短期間で体重が大きく増えた場合も、あわせて確認することが大切です。
妊娠中は、むくみのほかに血圧の上昇などがみられることもあります。急な変化があった場合は、次の妊婦健診まで待たず、かかりつけの産婦人科へ連絡しましょう。
頭痛や目の見え方の異常などを伴う
むくみに加えて、次のような症状がある場合は、妊娠高血圧症候群などの可能性も考え、速やかに医療機関へ相談してください。
- 強い頭痛
- 目がチカチカする、見えにくい
- みぞおち付近や上腹部の強い痛み
- 吐き気や嘔吐などの体調の変化
妊娠高血圧症候群は、重症化するとお母さんや赤ちゃんに影響を及ぼすことがあります。強い症状がある場合は、健診の予約日を待たずに連絡することが重要です。
片足だけが急に腫れたり、痛んだりする
片方の足だけが急に腫れた場合や、ふくらはぎに痛み・熱感などがある場合は、深部静脈血栓症などの可能性もあります。
妊娠中は血栓ができやすくなるため、こうした症状がある場合は、マッサージなどで様子を見ず、速やかに医療機関へ相談してください。
また、足の腫れや痛みに加えて、突然の息苦しさや胸の痛みがある場合は、肺血栓塞栓症などの緊急性の高い病気も考えられます。すぐに救急車を呼んでください。
むくみがあると妊娠高血圧症候群なの?🤔
妊娠中のむくみについて調べていると、「妊娠高血圧症候群」という言葉を目にすることがあるかもしれません。
妊娠高血圧症候群とは、妊娠中に高血圧がみられる病気の総称です。高血圧に加えて、蛋白尿や臓器への影響などがみられる場合もあります。
ただし、むくみがあるだけで妊娠高血圧症候群と診断されるわけではありません。
診断や状態の評価には、血圧測定や尿検査、必要に応じた血液検査などが重要です。
妊婦健診では、血圧や尿蛋白、体重などを確認し、お母さんの体調や妊娠経過を総合的に評価します。
むくみが気になる場合は、健診の際に伝えておくとよいでしょう。
妊婦健診で気になることを相談しましょう 🏥
妊娠中は、むくみ以外にも体調や体形にさまざまな変化が現れます。
「夕方になると足がむくむ」「最近、指輪がきつくなった」など、気になる変化があれば、妊婦健診の際に相談してください。
ただし、急なむくみや強い頭痛、目の見え方の異常、片足だけの腫れや痛みなどがある場合は、次回の健診を待たずに連絡することが大切です。
日頃の変化を把握しておくことは、必要な対応につなげるためにも役立ちます。
まとめ 🌸
妊娠中のむくみは、体内の血液量の増加や、大きくなった子宮による血管への圧迫など、さまざまな要因によって起こります。
むくみが気になるときは、次のような工夫を取り入れてみましょう。
- 足を少し高くして休む
- 同じ姿勢を長時間続けない
- 塩分のとりすぎに気をつける
- 水分を適切にとる
- 無理をせず、こまめに休む
一方で、急にむくみが強くなった場合や、頭痛・目の見え方の異常などを伴う場合には注意が必要です。片足だけが急に腫れたり痛んだりする場合も、早めの対応が必要になります。
妊娠中の体調変化には個人差があります。「妊娠中だから仕方ない」と我慢せず、気になる症状があれば、かかりつけの産婦人科へ相談してくださいね🤰
平野エンゼルクリニックでは、妊娠中のお母さんの体調を確認しながら、安心して妊娠生活を送れるようサポートしています。
気になることがあれば、妊婦健診の際にお気軽にご相談ください🌷