痒みが止まらない…これって性病!?
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皆さんこんにちは!
鹿児島県鹿児島市上荒田町で無痛分娩も行っている産婦人科の平野エンゼルクリニックです!
「デリケートゾーンがかゆい…」
「おりものがいつもと違う気がする…」
そんなときに考えられる病気のひとつが カンジダ膣炎 です。
患者さんの中には「カンジダって性病なんですか?」と
心配される方も少なくありません💭
今日は、そんなカンジダについて分かりやすくご紹介しますね😌
カンジダってなに?
カンジダは「カンジダ菌」というカビの一種が原因で起こる感染症です。
実はこの菌は、健康な人の体の中や皮膚にも普段から存在しています。つまり、特別な菌が外からやってくるのではなく、もともと体の中にある菌が増えすぎてしまうことで症状が
出るんです👩⚕️

カンジダ膣炎の症状🩺
- 強いかゆみ
- 白くポロポロした、ヨーグルトのようなおりもの
- 外陰部の赤みや腫れ
- 排尿時や性交時の痛み
とくに「かゆみ」が強く、つらいと感じる方が多いです🥲

カンジダは性病なの?
カンジダは基本的には性病ではありません。
疲れやストレス、体調不良、抗生物質を使ったあとなど、体の免疫が弱っているときに菌が増えて発症しやすくなります。
ただし、性交渉をきっかけに症状が出ることもあるため「性病かも?」と誤解されやすい病気です👩⚕️

カンジダになりやすいタイミング⚠️
- 疲れているときや寝不足のとき
- 抗生物質を飲んだあと
- 妊娠中(ホルモンの変化で)
- 蒸れやすい環境(きつい下着、汗、ナプキンの長時間使用など)
こうしたタイミングでは、普段はおとなしいカンジダ菌が増えやすくなります😵💫
治療と再発について💊
カンジダは、お薬でしっかり治すことができます。
膣に使うお薬(膣錠)や塗り薬、内服薬などを、症状に合わせて使っていきます。ただし、一度治っても再発しやすいのが特徴です。
「またかゆいな…」と思ったら、自己判断せずに婦人科へご相談くださいね🏥

まとめ🌿
- カンジダ膣炎は 性病ではなく、誰でもなる可能性がある病気
- 強いかゆみやヨーグルト状のおりものが特徴
- 疲れや免疫力の低下で発症しやすい
- 治療で良くなりますが、再発することもあるため注意が必要
「性病かもしれない」と不安に思って受診される方も多いですが、実際にはカンジダ膣炎だったというケースもよくあります。
少しでも気になる症状があれば、気軽にご相談くださいね。