女性だけが原因じゃないかも?男性不妊について知っておきたいこと
目次

こんにちは😊
鹿児島県鹿児島市上荒田町で無痛分娩も行っている産婦人科の平野エンゼルクリニックです!
「なかなか妊娠しないのは、女性側に原因があるのかな?」
妊活を始めると、つい女性側の体に原因があると考えてしまうことがあるかもしれません。
しかし、実は不妊の原因は女性だけにあるとは限りません。
不妊症と診断されたカップルでは、男性側にも原因があるケースが少なくなく、男性・女性の両方を調べることが大切です。
日本泌尿器科学会の男性不妊症診療ガイドラインでは、不妊症と診断されたカップルの約50%に男性因子の関与が示唆されています。
つまり、
「不妊検査は女性だけが受けるもの」
ではありません。
今回は、意外と知られていない男性不妊について、
- 👨 男性不妊とは?
- 🔎 どんな原因がある?
- 🧪 どんな検査をする?
- 💊 治療方法は?
- 💑 男性も一緒に検査したほうがいい?
などを、わかりやすく解説します。
👨 男性不妊とは?

男性不妊とは、男性側の要因によって妊娠しにくくなっている状態をいいます。
妊娠には、卵子だけでなく精子も必要です。
そのため、
卵子+精子+受精・着床
という妊娠までの過程のどこかに問題があると、妊娠しにくくなる可能性があります。
男性側の不妊の原因には、精子をつくる機能の問題や、精子の通り道の問題、勃起・射精などの性機能の問題など、さまざまなものがあります。
また、原因がはっきり分からないケースもあります。
🔎 男性不妊の主な原因は?
男性不妊の原因は、大きく分けるといくつかあります。
① 精子をつくる機能の問題 🧬
男性不妊では、精巣で精子をつくる機能に問題があるケースがあります。
精子の数が少ない「乏精子症」や、精子の運動性が低い「精子無力症」、精子が確認できない「無精子症」などがあります。
日本産科婦人科学会のガイドラインでは、男性不妊の原因の多くが造精機能障害とされています。
② 精索静脈瘤 🩺
男性不妊の原因のひとつとして知られているのが、**精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)**です。
精巣の周囲にある静脈が拡張した状態で、精子をつくる機能に影響することがあります。
日本産科婦人科学会のガイドラインでも、精索静脈瘤は男性不妊の原因として挙げられています。
精索静脈瘤は治療可能な男性不妊の原因のひとつでもあるため、必要に応じて泌尿器科で詳しく調べてもらうことが大切です。
③ 精子の通り道の問題 🚧
精巣で精子がつくられていても、精子が通る道に問題があると、射出された精液の中に精子が出てこないことがあります。
これを精路閉塞といいます。
無精子症の場合でも、「精子がつくられていない」とは限りません。
精子をつくる機能は保たれていても、通り道が塞がっているケースがあります。
そのため、無精子症が見つかった場合には、原因を詳しく調べることが重要です🔍
④ 性機能の問題 💑
妊娠には、性交によって精子が女性の生殖器内へ到達することも必要です。
そのため、
- 勃起しにくい
- 性交がうまくできない
- 射精ができない
などの性機能障害も、不妊の原因となることがあります。
「妊活中だからこそ、性交がプレッシャーになってしまった」というケースもあります。
性機能の悩みは相談しにくいものですが、治療できる場合もあります。
一人で抱え込まず、医療機関へ相談してみましょう🌱
🧪 男性不妊ではどんな検査をする?
男性不妊の検査では、まず精液検査が基本となります。
精液を採取し、
- 🔢 精子の濃度
- 🏃 精子の運動率
- 🔬 精子の形態
- 💧 精液量
などを確認します。
日本泌尿器科学会のガイドラインでも、男性の評価では、妊孕能に関する病歴の確認と精液検査をまず行うことが推奨されています。必要に応じて身体診察、血液検査、画像検査などを追加します。
ただし、精液の状態は毎回まったく同じとは限りません。
禁欲期間や体調などによっても検査結果が変動することがあります。
そのため、1回の検査結果だけで判断せず、必要に応じて再検査を行うことがあります。
💡 精液検査で異常があったらどうする?
「精液検査で異常があった…」
と聞くと、不安になってしまうかもしれません。
しかし、精液検査で一度異常があったからといって、それだけで妊娠ができないと決まるわけではありません。
精液所見には変動があるため、必要に応じて再検査を行い、原因を詳しく調べていきます。
また、男性不妊には治療可能な原因もあります。
例えば、精索静脈瘤やホルモンの異常、性機能障害など、原因に応じた治療が検討されます。
大切なのは、検査結果だけを見て落ち込むのではなく、
「なぜ精子の状態に問題があるのか?」
を調べることです🔍
💊 男性不妊の治療にはどんなものがある?
男性不妊の治療は、原因によって異なります。
例えば、
🩺 精索静脈瘤などが原因の場合
原因に応じて手術などの治療を検討することがあります。
💊 ホルモンの異常がある場合
ホルモン療法などが検討されることがあります。
💑 性機能に問題がある場合
勃起・射精障害などに対する治療を行います。
🧬 精子の状態に問題がある場合
人工授精や体外受精、顕微授精などの生殖補助医療が検討されることがあります。
日本産科婦人科学会のガイドラインでも、男性不妊の原因や重症度に応じて、人工授精・体外受精・顕微授精などを行うことが示されています。
つまり、男性側に原因があった場合でも、
「妊娠できない」ということではありません。
原因や状態に合わせて、さまざまな治療方法があります🌷
👨❤️👩 不妊検査は女性だけでなく男性も一緒に
不妊治療というと、女性が婦人科で検査を受けるイメージが強いかもしれません。
しかし、男性側にも原因がある可能性があります。
そのため、
👩 女性だけを調べる
のではなく、
👨 男性も一緒に調べる
ことが大切です。
日本泌尿器科学会のガイドラインでも、不妊症と診断されたカップルでは男性・女性ともに評価を進めることが望ましいとされています。
「女性側の検査で異常がなかったから、次は男性の検査を」
という場合だけではありません。
妊活を始めたら、最初から2人で検査について考えることが、原因を早く見つけることにもつながります🔎
🧪 男性も「精液検査」から始めてみましょう
精液検査は、男性不妊を調べるための基本的な検査です。
採取した精液を調べることで、精子の数や運動率などを確認できます。
「精液検査って、ちょっと抵抗がある…」
と感じる方もいるかもしれません。
しかし、男性側の妊孕性を調べるための大切な検査です。
不妊の原因を女性だけに求めるのではなく、2人の体を一緒に確認していくという気持ちで検査を受けることが大切です😊
🌱 生活習慣も見直してみよう
男性の妊孕性には、生活習慣などさまざまな要因が関係します。
そのため、妊活中は、
- 🚭 喫煙を控える
- 🍺 飲酒量を見直す
- 💤 十分な睡眠をとる
- 🏃 適度に運動する
- 🥗 バランスのよい食事を心がける
など、健康的な生活を意識することも大切です。
ただし、生活習慣を改善すれば必ず精子の状態が改善するというわけではありません。
「生活習慣が悪いから不妊になった」と一方的に考えるのではなく、必要な検査を受けて原因を確認することが重要です🔎
⚠️ 「男性には問題ない」と自己判断しないことも大切
「射精できているから、精子にも問題ないはず」
と思っていませんか?🤔
実は、射精できることと、精子の数や運動率などが正常であることは別の話です。
見た目や自覚症状だけでは、精子の状態を判断することはできません。
だからこそ、妊娠を希望している場合には、精液検査などで確認することが大切です🧪
🌷 男性不妊について知ることは、2人の妊活の第一歩
不妊の原因は、女性だけにあるわけではありません。
男性側にも、
- 精子をつくる機能の問題
- 精索静脈瘤
- 精子の通り道の問題
- 性機能障害
など、さまざまな原因があります。
また、原因がはっきりしない場合もあります。
だからこそ、
「妊娠できない原因は女性にあるはず」
と決めつけるのではなく、
👩❤️👨 2人で一緒に検査を受ける
という考え方が大切です。
妊活が長引いている場合や、妊娠について気になることがある場合は、女性だけでなく男性側の検査についても一度考えてみましょう😊
🏥 男性不妊についてもお気軽にご相談ください
「なかなか妊娠しないけれど、何から検査したらいい?」
「女性側の検査では問題がなかったけれど、次はどうすればいい?」
「男性も検査を受けたほうがいい?」
そんな疑問をお持ちの方も、まずはご相談ください🌱
不妊の原因は一つとは限らず、女性側・男性側の両方に原因がある場合もあります。
妊活は女性だけが頑張るものではありません。
2人で体の状態を確認し、原因を一緒に探していくことが、妊娠への大切な一歩になります👩❤️👨✨
妊娠を希望されている方や、不妊検査について知りたい方は、平野エンゼルクリニックへお気軽にご相談ください🏥🌷
お二人の状況に合わせて、必要な検査や治療についてご案内します。